2回目-左股関節

プロローグ

プロローグという程ではないけれど・・・

前回の手術から3ヶ月、再び手術予定日がやって来ました。
一度経験しているからといっても、やはり時折逃げ出したくなるような気分になりました。
とはいえ、子どものような事は言えず平気な顔で病院に向かいました。

今回は時系列に忠実なレポートを書こうと、30分毎の表を作って持って行きました。

7月18日(月)

お昼少し前、昼食を食べて病院に入ります。
休日のため、あらかじめ指示されていたとおり2階のナースステーションに行くと看護師さんが「あ~山田さんこんにちは」と迎えてくれました。
え~名前を覚えていてくれたと感激!その後、前回と同じ説明を聞き
(大まかな部分は覚えていますからある程度は省略)
夕方シャワーを浴び、夕食を食べて寝ました。

この日は東海地方の梅雨明けが発表されました。

19日(火)(手術当日)

5時 目が覚める、なかなか眠れなかった。
6時少し前 手術着に着替えたところで看護師さんが来る「手術着に着替えてと言おうと思った」との事。その後、点滴が始まる。
8時頃北村先生が体調確認にいらっしゃる。
9時前に看護師さんが手術室に向うため迎えに来てくれて、手術室に向います。
(残念ながら、手を取って歩いては貰えなかったけれど・・・)
この日は火曜日!1週間のうちこの日の朝食は喫茶店のモーニングなのです。9時前という事で入院患者の皆さんがモーニングのコーヒーやらケーキを楽しんでいるラウンジの脇を通って、手術室へ入りました。
(ケーキを食べ損ねた!)

前回同様ベッドに横になり、少ししたところから記憶がありません。
気が付いたのは11時30分頃、リカバリールームです。
(斜め上に時計が見えた)
麻酔が十分覚めず呂律が回らない感じがしましたが、痛い!
看護師さんが「何かあったら言って下さいね」と言うけれど、痛いのです。
まあ痛いのは切ったのだから当然か、その上で「何かあったら」なのでしょう。

午後1時頃 水を飲ませてもらう「一気に飲むと気分が悪くなるから少しずつ」との事。
午後2時 ベッドごと病室に戻る。
午後2時半頃 鼻先に固定されていた酸素チューブが外される。
午後5時30分 ベッドの上で上体だけ起こした状態で夕食を食べるが、食欲もなく、また食べにくいため半分ほどしか食べなかった。

この後、腰が痛くなってくる。
平らなベッドに仰向け状態で、お昼から寝たままだったためでしょう。
足の膝を曲げたり伸ばしたりしたが、とにかく痛くて眠れない。
(手術をしたのに、それ以外のところが痛くて眠れないなんて・・・)
結局、看護師さんに身体をやや斜めにして腰を少し曲げて貰い眠る事が出来た。

20日(水)(手術翌日)

長い夜が明けた、6時に目覚める。
その後、血栓症予防のためのフットポンプ、心電図を外されて足を降ろしてベッドに座る。
「一度横になってもいいですよ」といわれるが、座ったままの方が楽のような気がしてそのまま朝食を待ち、朝食を食べる。

10時頃
看護師さんが来てくれ、手術着を脱がせてもらい、身体も拭いて貰う。
連続点滴も終了し、点滴チューブからも開放されて歩行器で少し歩く。大丈夫という事で尿チューブも外される。
さっぱりしたところで足も洗って貰い、血栓予防の弾性ソックスを履かせて貰う。

午後2時
歩行器でリハビリ室へ降りる。
部屋へ帰ったところで担当看護師さんと出会い「とても手術後1日の人とは見えない」と言われる。北村先生も回診にみえた。

21日(木)(手術後2日目)

6時30分
点滴後朝食
足を上げようとしても全く上がらない。あちこちが痛い。
特に鼠径部から膝にかけてカチカチに張っている。それにお尻から膝裏にかけても張っているため足が思うように動かない。
10時 止血バンドを外してもらい、身軽になった。その後、傷のガーゼを外し防水テープに貼替えてもらい、シャワーを浴びる。洗濯機が空いていたので着替えも洗います。

午後2時 リハビリ室へ行き杖で少し歩く。
午後3時30分点滴

22日(金)(手術後3日目)

6時起床、6時30分点滴、その後シャワー、洗濯の時間を取る。
(ホワイトボードの予定書き込み)

午後1時30分リハビリに行く。
今日はリハビリの先生が交代で三田村先生という方が担当になる。
足の、あちこちの張り具合を確認後、それぞれの筋肉、神経などを押えて説明をされながら(残念ながら、すべて右から左で忘れてしまった)あちらを押さえ、こちらを押し、股関節を曲げ、膝を曲げ、などして下さり「これでどうですか?」と聞かれる。そしたら、あら不思議!先程まで仰向けで寝た状態では、太もも前面の筋肉が張っていて膝を伸ばす事が出来ずに膝が持ち上がっていたのが真っ直ぐになって、張りも取れている。
「とても楽になりました」と言うと、先生は「やったね!」とにっこり。

その時の先生の顔は、多くの人がその腕をとても評価しているにもかかわらず、自信満々という気配など微塵もなく、パズル好きの少年がとても難しいパズルを解いた時のような「やったね!」という顔に見えました。

続いて太もも裏側、こちらは手術の傷があるから少し面倒「日にち薬も必要ですね」との事。

23日(土)(手術後4日目)

朝8時、北村先生の回診。その後、午前中レントゲンとCTの撮影がある。
レントゲンの先生からも「すごく動きがいいですね」と褒められる・・・当人は痛くて一生懸命動いているのですが・・・

24日(日)(手術後5日目)

日曜日のため早めにシャワーと洗濯の予約を取る。後は暇になるのでラウンジで経過を纏めるが、なかなか捗らない。
午後看護師さんが入院アンケートを持ってくる。退院までに記入してナースセンターの集計容器に入れる物。「えっ、もうこれ!」という感じ。
4時半頃廊下に出ようとしたが、体重を掛けると左ふくらはぎに異様な痛みを感じ歩行器でアイスノンを取りに行き、冷やす。
日曜日恒例の、夜の廊下での体操は休む。
夜になって看護師さんが「明日退院の記念写真を写しますから8時15分になったらリハビリ室へ降りて下さい」という。
足は痛いのだけれど、着々と退院に向かって進んでいる。

25日(月)(手術後6日目)

8時半、リハビリ室で写真撮影
今回3人で写すということで真ん中に入れて頂き、左右にお姉様方、両手に花!あ、その後には先生始めスタッフの皆さんが大勢です。
その後病棟でもこの3人と入院患者の方々も入って集合写真の記念撮影と、今回は一人での写真も写した(前回は写さなかった??)
両側に鉢植えの花が置いてあり、女性のお二人は何も持たず撮影。
私は何となく間合いが悪く?バラの花束の造花を持って写しました。
部屋に帰ると北村先生が回診にいらっしゃり傷を見て「手術中の出血は多かったけれど、その後の出血はなかったようだね、傷はすごくきれいになっていますよ。順調です」との診察結果です。
前夜「午後から呼ばれますよ」と聞いていたエコー診断(足に血栓ができていないか超音波を使っての画像診断)に10時に呼ばれました。前回同様ものすごく短時間で終了。
午後リハビリに行く。通常ではこの日、リハビリ後半で駐車場から病院1周をする予定なのだけれど、両ふくらはぎが異様に張り杖に縋る感じでなければ歩けない。無理と判断し駐車場半周くらいで終了する。
(前回はこの時期、杖などバランスを取る程度の付き方でよかったのだけれど、今回は杖に体重を掛けています)

26日(火)(手術後7日目)
先週食べられなかったモーニングの日です!8時半過ぎまで待っていました!
けど・・・ゆで卵、クロワッサン、チョコレートショートケーキ、ヨーグルト、フルーツパウンドケーキに紅茶(私はコーヒーより紅茶の方がいいので)・・・多すぎです。
私はチョコレートの甘さがどうも苦手・・・フルーツパウンドケーキは袋入りなのでしまっておきました。
食後退院セレモニー(このところ毎日あります)に行き、何となく顔なじみになった方とお話をして、ついでにブログの手術体験記を宣伝すると「食事はラウンジへ来て下さい。いいですね!」と誘われ、今日から食事はラウンジで摂る事になりました。

 

いきなり退院です 8月1日(月)

途中経過はまた追々書きますが、取りあえず本日退院して来ましたので、こちらのレポートです。

これも追々書きますが・・・ある日からラウンジで皆さんと食事をすることになりました。
今日は退院なので「朝食です」の放送と共に一番にラウンジへ駆けつけました。
この写真を写したかったから・・・

退院の朝、このような旗?が立てられています。
(普段はどこに座るかは全く自由です)

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アップにすると

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やがて入院している方々が集まっていらっしゃいます。
(全体でこれくらいの人数です)

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全員揃ったところで一斉に「いただきます」と言って食事の開始です。
でも退院者がいる朝は、箸を付ける前に退院する人が挨拶をしてから食事になります。

今朝は私も挨拶をしました。
(今日は私を含めて二人退院です)

窓の外はこんな感じ(病棟は2階です)西に面して窓が開いています。
今朝は窓を開けて涼しい風が吹いていました。
こちらは病院の裏側になるので、駐車場利用者は主にスタッフの方々です。
「あ、リハビリの先生が来た」などと話ながら食事をする人も・・・
(スタッフの方々は知っているのかな???)
ピンクのクラウンも停まっています(先生の車???)

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食事が終わり、数日後退院する人の写真撮影があり私も参加!
(前列の椅子に座っている方々が今回の対象者です)
あれ~、私はピースマークを忘れてしまった!
私の向かって右側のお姉様(あ、いえ、私より年下の方でいろいろお世話になった方です)も今日退院です。

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やがて「退院セレモニーが始まります」と放送があり、入院患者からスタッフの方々が集まって下さって、先生からこの下の寄せ書きを手渡されて「脱臼に気をつけて」などと、人それぞれに声を掛けられ拍手の中、赤絨毯の上を玄関に向かいます。
(私は丁度リハビリの先生と挨拶を交わしているところです)

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これが頂いた寄せ書き。

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